外壁塗装工事の流れは7工程!具体的に紹介します。

外壁塗装工事の流れ

住宅の外壁塗装工事には大きく分けると7工程あります。

外壁塗装の7工程
  • 足場を組む
  • コンクリート補修(亀裂処理・左官埋め戻し)
  • 高圧洗浄
  • 養生(ガラス等ビニールで覆います)
  • 下塗り(接着剤の役目)
  • 中塗り
  • 上塗り

この一つ一つの工程で少しでも手抜きがあるといい工事、いい仕上がりにはなりません。このページでは当店が塗装工事でどのような工程を踏んで施行をしているかを紹介したいと思います。

【工程その1】足場を組む

足場はそのままの字の意味で、外壁塗装をする際に職人が足場の上で作業をする場所ということです。この足場がないと三脚が届かない高いところの作業は無理です。

この足場に手抜きがあると、塗りたい部分に手が届かないという不具合が発生してしまう可能性があります。ですので、足場を組む場合には特にコンクリート補修箇所がある場所や全体的に職人が作業しやすいように組んでいかなければいけません。

足場組立
玉城

お客様と直接コンクリート補修箇所などの入念な打ち合わせを行った私自身が立ち会って「ここにも足場くんでね。」など足場を組む職人に指示を出したりしています。

うれシーサー

足場がないとしっかりとした作業が出来ないって事だね。

さらに足場は職人の命を支える大切な部分となります。特に高所で足場がしっかり組まれておらず手が届かないような状態で無理に作業をするととても危険なため、職人が安全に仕事をしやすいように足場を組む必要があります。

うれシーサー

命は一番大切だからね!

玉城

はい!職人の安全のため、そしてお客様の防水塗装工事をしっかりと行うためにもまずは足場を確保します!

足場を組み終えた後には飛散防止シートで足場を覆いかぶせます。この飛散防止シートにはご近所様へペンキが飛んでご迷惑にならないようにするというとても大事な役割があります。

足場飛散防止シート
うれシーサー

ご近所様にペンキが飛んだら一大事やさ!

玉城

ペンキが飛んでご迷惑がかからないように飛散防止シートをまずはしっかりと準備します!

塗装工事前には近所様にもごあいさつをさせていただき、万全の体制で施工させていただいております。

歩行者が通る場所には足場の支柱にクッションカバーを取付けるなど安全対策を施します。

歩行者が通る場所の足場

店舗の場合、塗装工事中でも営業していると一目で分かりやすいように「営業中」という垂れ幕をご用意します。

工事中は営業中のサインも掲げ、開業しながら
うれシーサー

足場だけでも色んな注意点があるんだね~

玉城

そうですね。足場の役割は安全確保としっかりと職人が仕事をしやすい環境を整えるということになります。

うれシーサー

やさ!しっかりと足場組んでちょーだいね!

玉城

はい!安心の防水塗装工事のためにしっかりと足場を組ませていただきます!

【工程その2】コンクリート補修(下地処理・下地調整)

足場を組み終えたら次はコンクリートの補修や下地処理・下地調整をおこないます。この工程は塗装工事で1番重要といっても過言ではありません。

下地処理がしっかりと出来ていないとどんなにいい塗料を使っても簡単に剥げてきたり、ヒビが再発したりなどさまざまな不具合が発生する可能性がとても高いです。

これはガムテープと同じで汚れている面にガムテープを張るとすぐに剥がれてしまいますよね。それと全く同じです。まずはキレイに補修をするという事です。

下地処理にはクラック(ひび割れ)のコンクリート補修、浮いている部分をハツリをしてからのコンクリート補修、シーリング材の充填や入れ替え、コンクリートの補修などがあります。

うれシーサー

ハツリ?シーリング?専門用語が多くてよく分からんね。。

玉城

下地処理については下の記事で専門用語もかみ砕いて詳しく説明していますのでよろしければご覧くださいね。

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当店では下地処理が必要な補修箇所に分かりやすいようにマーキングを行ってから作業をしています。

マーキング

下地処理が必要な箇所は小さいものも見逃さないようにしっかりと行っています。

亀裂処理中

亀裂処理中

亀裂処理後

亀裂処理後

コンクリートを流すために型枠を組んでいます

型枠

コンクリート補修後

コンクリート補修後
うれシーサー

しっかりとコンクリート補修とかの下地処理をしないとどんなにいいペンキを塗ってもダメだって事だね。打ち合わせでやるって言った箇所はしっかり補修お願いね!

玉城

はい!もちろんです!下地処理はとても大切な工程となります。小さな補修箇所も見逃さず、しっかりと下地処理を行わせていただきます。

【工程その3】高圧洗浄

コンクリート補修などの下処理が終わった後は、高圧洗浄で外壁や屋上を高圧ジェット水流で洗浄していきます。

高圧洗浄で外壁や屋上にこびりついた長年の汚れ、藻、カビ、コケなどをキレイにお掃除して、この後の塗装がしっかりと密着するように業務用の高圧洗浄で丁寧に汚れを流れ落としていきます。

高圧洗浄でお掃除

洗浄前

高圧洗浄前

洗浄後

高圧洗浄後
うれシーサー

あいや!洗浄だけでもだいぶキレイになるんだね♪

玉城

そうですね!洗浄だけでもかなりキレイになるので驚かれるお客様は多いですね。

当店では洗浄だけの施工も承っております。
「洗浄だけをまずはお願いしたい。」「屋上部分だけ洗浄してほしい。」など様々なご要望にお応え可能ですので、まずは一度お気軽にご相談・お問い合わせください。

電話問合せ

【工程その4】養生

養生は、ペンキが付いて汚れてはいけない部分にビニールや専用のテープなどで保護するという工程になります。

ベランダ養生
玄関養生

建物内だけでなくご近所などまわりへペンキが飛ぶ可能性もあるので、車やその他ペンキが飛ぶ可能性があるものにはすべて養生して保護していきます。

車も養生
うれシーサー

ペンキは付いたら落ちにくいからね。しっかり保護お願いね!

玉城

はい、この養生の工程も大切な部分ですので、ビニールやテープなどでしっかりと保護させていただきます!

【工程その5】下塗り

ここからはいよいよペンキを塗っていきます。外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本となっています。まずは下塗りの工程となります。

屋上下塗り

この下塗りはこの後の中塗り、上塗りをしっかりと密着させる接着剤の役割もあります。下塗りの量がしっかりと塗れていないとしっかり密着する事ができず数年ではがれてしまう可能性もあります。

下塗りの吸い込み量

また使用する下塗り塗料によって耐久性や密着性が変わってきます。当店では沖縄の強い紫外線に対抗できる耐久性が高い下塗り塗料を採用しております。

玉城

当店が採用している下塗り塗料については下の記事で詳しく紹介しています!

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【工程その6】中塗り

中塗りの工程です。ペンキの必要量をしっかりと塗って膜を厚くすることで耐久性が高まります。

中塗り
うれシーサー

ペンキ量が少ないと数年ではがれてきたりするんだよね?ちゃんといっぱい塗ってよ!

玉城

はい!当店では事前にお客様にどのぐらいのペンキ缶の量を使用するのかをお伝えして、その分しっかり丁寧に塗っています!

【工程その7】上塗り

いよいよ最終工程の上塗りとなります。色むらが無いように熟練の職人が丁寧に仕上げていきます。

上塗り

見えない箇所や地面の設置部分までもきっちり丁寧に塗ります。

花壇接地部分までも丁寧に塗装

鉄骨部分も丁寧に塗ります

細かい部分も丁寧に

取り外せる箇所は取り外して細かい部分まで丁寧に塗ります。下の写真は格子をとりはずして塗装しているところです。

駐車場の門扉も外して、丁寧に塗り直し

当店では耐久性が高いラジカル制御型の塗料を採用しております。この塗料は外壁塗装によく使用されるシリコン塗料よりも耐久性が高く、高単価なフッ素塗料と同等レベルの耐久性があると言われていますが、シリコン塗料の単価とほぼ変わらない価格のため、沖縄の厳しい環境には一番おすすめの塗料です。

当店で採用している塗料については下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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完成

すべての塗装工事の工程が完了して完成となります。

外壁塗装
塗装工事
うれシーサー

塗装工事でとってもキレイになったね!

玉城

ありがとうございます!見た目だけじゃなく耐久性もとても大切な部分となります。当店では永く安心してお任せしていただけるようにしっかりと施工させていただいております!

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玉城

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