決して安くはない外壁塗装・断熱防水工事ですが、どの業者が適正価格でしっかりと施工してくれるかどうか?という判断はとても難しいものです。
どの業者もいいことばかりいいますし、ホームページにもいいことばかりしか書かれていません。
もし、良くない業者に依頼してしまった場合以下のように後悔をしてしまう可能性があります。
- 適正価格よりもかなり高く支払っていた
- 塗装に色むら、艶むらがある
- 数年で塗装が剥げてきた
- 契約時に約束した工事がなされていない
- 職人の対応やマナーが悪い

はーや!塗装って気軽にお願いできるほど安くはないからね。それで高く払っていたり手抜き工事とかだと困るよやー!



そうですよね。。。ですので、このページではしっかりと施工してくれる塗装業者の見分け方を業者側である私がお伝えしたいと思います。



なんで業者側のあんたが教えるわけ?ちょっと信じられないさぁ。。



塗装業者側として、しっかりと施工しない業者が許せないんです!業界全体のイメージにも関わることですので…!



ふーん。まぁ気持ちは分かるね。でもあんたのところもいい事しか言ってないんでしょ?



当店は「しっかりとした施工」「長持ちする施工」にこだわっておりますが、出来ない事や弱みもございます。下のページに当店の弱みについて書かれていますので、よろしければご覧ください。





なるほど。弱みもちゃんと教えてくれるんだったら信頼できそうだね。



もちろんしっかりとした施工には絶対の自信はございます!!ですが、リフォームローン非対応などできない部分もございます。最初で出来る事、出来ない事をお客様にお伝えする事が信頼関係の構築には大切だと考えております。



それはいい心がけだね!出来る事と出来ない事はっきりしてたほうがこっちとしても安心できるさぁ。



ありがとうございます!では、次の項目からは要注意の塗装業者や業者選びのチェックポイントについて説明していきます。
強引な営業・大幅な値引きをしてくる業者には要注意
今日契約してくれたら安くしますよ。と煽ってきたり、値引き率が2~3割以上と大幅な場合は要注意です。
値引きは誰しもが嬉しい事ですが、そもそもの提示金額が適正価格より高く出していると考えた方が自然です。つまり値引き後の価格は一般の塗装の価格と同じぐらいだったということが多いという事です。
「お客様だけの特別値引きです!ご近所様へは絶対に内緒にしてくださいね。」
「この地域のモニター価格だから特別に安くしますよ。」
「上司に連絡して金額交渉してみます・・・今日契約するなら○○円でとOK貰いました!」
このようなトークはただ単に契約が取りたいがための戦略、営業トークだということです。



これは完全に私個人の意見ですが、そんな交渉のやり方をする事自体信用できません!心からお客様に喜んでいただきたい!長持ちするしっかりとした施工をご提供したい!と思っていたらそんな交渉はできません!



お、怒ってる?でもそんな交渉してくるのはあまり気持ちがいいもんじゃないね。
このように契約が取りたいがために強引な営業をしてくるような業者に大切な住宅の塗装を任せられますでしょうか?
また、外壁塗装には適正価格というものがあります。特に「足場代」「使用する塗料」「職人の人件費」この3つを無理に値引きしてしまうとしっかりとした施工をするのが事実上難しくなります。
ですので見積もり価格から大幅値引きをするということはどこかで手抜き工事にならざるを得ない可能性が高いという事になります。
そういった塗装業者が来た場合は、まずもって「即決しない」という事が大切です。
業者選びのチェックポイント
ここからは塗装業者を選ぶ際のチェックポイントを紹介していきます。
診断をしっかりと行ってくれるか?
塗装業者への住宅診断や見積もりは無料が当たり前です。その無料の住宅診断の時点から細かくちゃんと住宅診断してくれるかどうか?という点が大切となります。
業者の中には屋上にも上らずに、外観を少し見ただけで見積書を持ってくる業者もいるようです。
診断には打診棒やクラックスケールなど専用の器具を使ってチェックする必要があります。そうでないとどのぐらい劣化が進んでいるのか?住宅がどんな状態なのか?をしっかりと把握する事ができずに、正確なお見積書を作成する事ができません。
そして診断に来た業者がちゃんとした専門知識があるのかどうか?外壁診断士などの資格を持ったプロなのかどうか?という点も大切です。
また、お客様の質問に対して的確な回答(納得できる回答)が出来るかどうか?という部分もチェックしてみてください。



診断からちゃんとしていないとお願いする気になれないからね。あんたのところは大丈夫なんだろうね?



はい!外壁診断士の資格を持っている私自身がうかがってしっかりと無料診断させていただいております。当店が行っている診断については下のページで紹介していますので、ぜひご覧ください。


どの塗料を使うのか?
オリジナル塗料は要注意と先ほど紹介しましたが、メーカーが出している塗料の中でももちろん種類があります。
使用する塗料にはランクがあります。下の表の一番上が耐久性が低く、価格が安くなり下に行けば行くほど耐久性が高く、価格が高くなっていきます。
塗料 | 耐久年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 5~7年 |
ウレタン塗料 | 8~10年 |
シリコン塗料 | 10~15年 |
ラジカル制御形 | 12~15年 |
フッ素塗料 | 15~20年 |
一般住宅の外壁塗装を行う場合はシリコン塗料以上を使用するのがオススメです。どのメーカーのどの種類の塗料を使うのかはしっかりとチェックされてください。



それで?あんたのところはどんな塗料使ってるの?



当店では沖縄の紫外線にも負けないよう耐久性が高い日本ペイントのラジカル制御形の塗料を使っています。下の2つのページで使用している塗料については紹介しておりますので、ぜひご参考ください。




どのぐらいのペンキ缶や量を使うのか?
使用する塗料の量(ペンキ量)が少ないと耐久性が落ちてしまいます。


どのぐらいのペンキ缶や量を使うのかはぜひ確認されてください。
使用する塗料のカタログには、それぞれ既定塗布量というものが記載されています。この規定塗布量をもとにどのぐらいのペンキ管を使用するのかを計算する事ができます。


具体的にどのぐらいのペンキの量を塗ってくれるのか?を確認する事が大切です。計算の算出方法までその塗装業者へ質問するのもありです。
その回答が分かりやすく納得のいくものかどうか?という点をチェックされてみてください。
見積書は細かく内訳が書かれているか?
いい塗装業者を見分けるポイントの一つとしてお見積書を確認するというのがあります。見積もりの詳細が分かりにくい場合は要注意です。
例えば、「塗装一式」「防水一式」のように「一式」でひとくくりにまとめられている場合です。
一式だと具体的にどこにどのぐらいの費用がかかっているのかが不明なため、いくらでもごまかしが利くということになります。
ですので、お見積書の内訳が細かく記載されているかどうか?という点をチェックされてください。
保証やアフターフォローはどうか?
アフターフォローや保証も確認しておきましょう!
5年保証が付いている場合であれば、5年以内に工事の不具合が発生したら本当に無償で対応してくれるのか?どこまで保証してくれるのか?を確認する事が大切です。
また、業者が倒産してしまってはアフターフォローをお願いしようがありません。創業何年なのか?今までの実績は何件あるのか?なども確認しておきましょう。
大手ハウスメーカーなどはオススメ出来ない
大手ハウスメーカー、ホームセンター、家電量販店でも外壁塗装や断熱防水工事をおこなったりしていますが、正直オススメは出来ません。
もちろんすべてとは言い切れませんが、地元の塗装屋と提携している場合がほとんどで、契約だけして後は提携している塗装屋に丸投げというパターンがほとんどという事になります。
つまり大きな中間マージンが発生するという事になるため、お客様が支払う費用が高くなってしまうという事です。
オススメは地元の塗装業者専門店で下請けに丸投げをしない業者です。



なるほどね。大手は接客とかはよさそうだけど、結局は下請けに丸投げしてるだけってことなんだね。あんたのところは丸投げしてないだろうね?



はい!私共の場合は、私が直接現場監督として入って直接職人に支持を出しています!



それなら安心さぁ!長持ちする工事を頼むよ!



はい!お客様に安心したしっかりとした工事をお届けする為にも全力で頑張ります!
まとめ
適正価格でしっかりとした塗装工事を行う業者を選ぶポイントを紹介しました。最後にもう一度復習です。
- 強引な営業・大幅な値引きをしてくる業者
- 診断をしっかりと行ってくれるか?
- どの塗料を使うのか?
- どのぐらいのペンキ缶や量を使うのか?
- 見積書は細かく内訳が書かれているか?
- 保証やアフターフォローはどうか?



業者選びも大変だけど、いい業者に巡り合うためにはしっかりとチェックしないといけないね。



はい!しっかりと施工してくれるいい業者を選ぶ事が大切となります。
このような記事を書いているため、当店でも「適正価格でしっかりとした施工」「長持ちする施工」をお客様へお届けする事をお約束しております!